暑くなると家では裸足、という方も多いでしょう。フローリングに、皮脂など足の汚れもつきやすくなります。汚れで足の裏がべたつくように感じたら、水拭きでお掃除してみて。
汚れをそのままにするとどうなる?
食べこぼしなど水分と栄養分があるところに、カビが生えることがあります。汚れを放っておくと木の劣化が早まって、変形や剥がれ、腐食の原因に。フローリングの補修や張り替えの必要も出てきてしまいます。
水拭きしても大丈夫?
べたつき汚れは、ドライタイプのフロアワイパーや掃除機ではしっかりと落とせません。フローリングの木材にできるだけ影響が少ない方法で、水を使って手早くお掃除を。
ただし、繊細な無垢材を使った床や、特殊なワックスを塗っている場合などは避けましょう。
水拭きをするときは、短時間でササッと終わらせるのが肝心です。よく晴れた日に、窓を開けて換気をしながらお掃除すると水分が早く乾きます。
お掃除前の準備
事前に家具を移動したり、床に置いてあるものは片づけておきましょう。水拭き用の雑巾は、絞りやすい薄いタオルなどがオススメです。それとは別に、乾拭き用のタオルもご用意ください。
バケツを置くときは、水で床を濡らさないようにご注意を。
手早い水拭きの方法
(1)ドライのフロアワイパーや掃除機で、床のほこりを取る。
(2)水に濡らした雑巾を固く絞り、部屋の奥から木目に沿って拭き上げる。
(3)乾拭き用のタオルで、水分を取る。
ワックスをはがさないよう、洗剤や重曹などは使わず、水だけで拭くのがコツ。在宅時間が長いご家庭は、月に1度くらい水拭きをすると気持ちよく過ごせます。