明日を灯すHOME&LIFE

上手に節約・省エネ

2024年2月21日
上手に節約・省エネ

花粉や梅雨対策に欠かせない浴室暖房乾燥機、節約しながら上手に使おう

浴室の湿気を減らして光熱費カット

24時間365日洗濯物を乾かせる浴室暖房乾燥機は、忙しいご家庭の必需品。花粉や黄砂の飛ぶ時期、梅雨、夜間の洗濯などにも大活躍するので、節約しながら使う方法を知っておきましょう。

まずは浴室の水分を取る
お風呂から上がった後など、浴室に湿気が充満していると、洗濯物以外の水分を乾かすのにムダなエネルギーがかかります。浴槽に残り湯があるときはふたをしっかりと閉め、壁・天井・鏡などについた水滴は水切りワイパーやタオルでざっと取っておきましょう。

浴室の湿気を減らすために窓があれば開けておき、ドアも数センチ空けて空気を通すのも効果的です。

フィルターは掃除しておく
浴室暖房乾燥機についているフィルターが目詰まりすると、乾燥の性能がダウンしてしまいます。月に1度はフィルターに掃除機をかけ、水洗いするなど掃除をするのがオススメです(機種によって掃除方法は違うので、取扱説明書を確認してください)。

機種ごとの特徴を知っておく
浴室暖房乾燥機には、電気式とガス式があります。電気式は、家庭の中で比較的消費電力が大きいので、契約しているプランを確認して電気代が安い時間帯に使うなど工夫を。
ガス式は一般的に電気式よりパワフルで、より短時間で乾かすことができます。

洗濯物の干し方を変えて節約しよう

浴室の湿気を取ったら、洗濯物を干しましょう。スピーディーに乾く干し方の工夫でも、光熱費の節約につながります。

運転時間を減らして乾かすには
浴室暖房乾燥機を使うときに、他の干し方とうまく組み合わせると、運転時間を減らすことができます。
■エアコンを使っている時期なら、1~2時間程度部屋干ししておく。
■浴室に洗濯物をかけ、扇風機やサーキュレータで風を送ってある程度乾かしてから乾燥機能のスイッチを入れる。
■一般的に「乾燥モード」にすると一番電気代がかかるので、まずは「換気モード」である程度浴室を乾燥させておく。

洗濯物の量を調整する
洗濯物をパイプに目いっぱいかけると、衣類と衣類の間に空気が通らず、乾きが非常に悪くなります。洗濯する量を調整して、ゆとりを持って干すようにしましょう。

浴室暖房乾燥機には、天井埋め込みと壁かけのタイプがあり、送風口が異なります。乾きにくい厚手の衣類やバスタオルなどは、温風が出てくる送風口の近くに干し、薄手のものは送風口から遠い場所にかけるのがコツ。ごく薄いものであれば、それだけ部屋干しにしてもいいでしょう。

ガスの浴室暖房乾燥機はパワフル、運転時間も短くてOK!

HOME & LIFE トップへ