家に帰ってきたらカギがどこにもない! そんなときにはまず深呼吸して、落ち着くことが肝心です。自宅のセキュリティにかかわる事態なので、冷静かつ慎重に行動しましょう。
カギをなくしたと思っても、実は持っていたということがよくあるそう。最初に、服のポケットやカバンの底など、あらゆるところを改めて探してみてください。
次に、「最後にカギを見た・触ったのはいつか」「その後に立ち寄った場所はどこか」を順番に思い出して。駅や店なら連絡を入れてみましょう。
SNSを使うのは危険
SNSやインターネットの掲示板に「困った」と投稿すると、不特定多数に見られてしまうので危険です。家族や友人に助けを求めるときは、電話・メールなどを利用します。
どうしても見つからなければ、最寄りの警察か交番へ連絡を。運よく届けられていたら安心です。紛失届を出しておけば、後日カギが発見されたときに連絡がもらえます。
カギを探す手段がもうなければ、カギ開けの業者に依頼することに。24時間対応してくれるところも多く、セキュリティレベルが高いカギほど解錠費用は高額になります。
火災保険や暮らしのサービスなどで、カギ開けを無料で依頼できるものもあります。そうした「駆けつけサービス」に加入していないか確認してみてください。
なくしたカギは誰の手に渡るかわかりません。思わぬ出費になりますが、解錠後には今後の防犯のために「カギ自体を交換」してしまう方がオススメです。賃貸住宅なら無断で交換せず、必ず管理会社に相談しましょう。