開放感が人気の対面キッチン

キッチンはたくさんのスタイルがありますが、憧れや雰囲気だけで決めると、後で使いにくさに戸惑うことも。それぞれの特長を知って、わが家に合ったキッチンを選びましょう。

家族の様子がわかる対面キッチン
キッチンにいながら、ダイニングやリビングの様子が見えるのが「対面キッチン」。開放的で家族とコミュニケーションが取りやすく、来客が多いご家庭にもぴったりです。

代表的なものとしては、こんな種類があります。
■アイランド：キッチンと壁が離れ、ぽっかり「島」のようになっている。
■ペニンシュラ：左右どちらかが壁についていて「半島」のようになっている。
■セミオープン：キッチンの前にカウンターを設けるなど、対面から手元が見えない。
■セパレート型：シンクとコンロが分かれて、作業スペースが広い。

人気の高い対面キッチンですが、ニオイや煙がダイニングまで広がりやすく、人目につくのでいつも整理整頓が必要など、気をつけたい部分もあります。

壁向き・独立型は料理に集中できる

これまで主流だった「壁向きのキッチン」や、他の部屋と扉だけでつながっている「独立型キッチン」は、お料理に集中したい方などに使い勝手がいいスタイルです。

壁向きのキッチンはスペースの使い方にムダがなく、リビング・ダイニング部分を広く取れるメリットもあります。壁につける吊戸棚など、収納も確保しやすいでしょう。

独立型のキッチンはニオイや煙が出にくく、急な来客でも片付けなどであわてる必要がありません。仕切り扉をつければ、小さなお子さんやペットを刃物やコンロから遠ざけることができます。

キッチンは、さまざまな設計プランが立てられます。わが家にぴったりのキッチンづくりは、家族構成や使い勝手をしっかり考えて、プロにも相談して決めるのがオススメです。

わが家に合ったキッチンって？