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料理アイデア

2021年6月8日
料理アイデア

「冷たい油を使う」裏ワザで、焦がさず香ばしくおいしい1品に!

にんにくは冷たい油に入れる

油を使う炒め物や揚げ物は、必ず油を熱してから食材を入れる……そう思ってはいませんか? ときには油を熱さずに冷たいまま使う方が、失敗なくおいしく作れることも。

焦がさず、香りや辛みを引き出す
よく使うにんにくや鷹の爪は、熱い油に入れると火が入りすぎてすぐに焦げ、苦みも出てしまいます。にんにくを丸ごと炒めるときも、中がほっくりする前に表面が焦げやすくなるので、冷たい油に入れるのがオススメです。

上手に熱するポイント
■フライパンに多めに油を入れ、火をつける前ににんにくや鷹の爪を加えておく。
■小さな油の泡が立つくらいの弱火で、じっくり加熱する。
■焦げないようにかき混ぜながら、油に香りを移す。

油に移った風味を活かして肉を焼いたり、トマトソースやペペロンチーノ、中華などいろいろなメニューのベースとしてお使いください。

からあげは冷たい油から揚げる

冷たい油を使うとおいしくできるのが「からあげ」。ちょっと信じられない揚げ方ですが、外はからりと香ばしく、中はジューシーに火が通ります。油がはねないから初心者さんも安心!

冷たい油でどうやって作るの?
(1)鶏肉にお好みの下味をつけ、よくもみ込む。
(2)小麦粉を加えてよく混ぜ、揚げる前に片栗粉をまぶす。
(3)フライパンに1~2cmの油を入れ、鶏肉を並べてから火をつける。
(4)最初は強火、油の温度が上がったら中火にして、揚げ色がついたらひっくり返す。
(5)油をかけ回しながら揚げ、表面がパリッとしたらできあがり。

冷たい油から揚げると、鶏肉が急速に縮むことがなくふっくら柔らか。油を使う量が少なめなのもうれしいポイントです。

新しい作り方の発見も料理の楽しさ。ぜひお試しを!

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