チャーハンは、おうちで作るとベチャッとしがち。中華料理店のようなコンロがないから……と思っていませんか? 家庭のガスコンロでも、パラッとおいしく仕上げられます。
ごはんはよくほぐしておく
ごはんがダマになると、パラパラにするのが大変に。冷たいごはんは固まりができて、火が通るまで時間がかかるので、ほぐれやすい温かいごはんがオススメです。味のバラつきも出てしまうため、使う前によくほぐしておきましょう。
冷やごはんは軽く水を通してから、よく水を切ってもOK。ほぐれるだけでなく、ぬめりが取れてパラパラに炒められます。チャーハンのごはんは、少し水分を控えて硬めに炊くのもコツです。
ごはんの表面をコーティング
ごはん同士がくっつかないように、何かでコーティングしておくとパラパラの仕上がりになります。卵をあらかじめごはんに混ぜておく方法もありますが、卵の水分を吸ってかえってベチャッとしてしまうことも。
マヨネーズをごはんに混ぜておいて、ごはんの表面をおおってから油なしで炒めると、パラッとしてコクも出ます。
ごはんの準備ができたら、中火~強火で手際よく炒めていきましょう。ちょっとした工夫でプロ並みのチャーハンが完成します!
調味料はすべて用意しておく
お好みの調味料は、コンロの近くにすべて用意しておいてください。炒めている間に調味料を探したり、量を計ったりする動作をなくせば、手早く加熱できます。
しょうゆは食材にかけずに鍋肌から入れるようにすると、水っぽさを防いでまんべんなく味がつけられます。
食材は細かく切っておく
チャーハンの具材を細かく切っておけば、火の通りが早くなります。レタスなど水気の多い具材は、別に炒めておいて仕上がり直前に入れて混ぜる程度にすると、水分が出にくくなるのでオススメです。
フライパンをあおらなくても大丈夫
プロの料理人のようにフライパンをあおると、かえって炒める温度が下がることも。コンロにかけたまま、ごはんを切り混ぜるようなイメージで、木べらなどでよくほぐしながら炒めましょう。