サンドイッチはランチや軽食の定番メニュー。でもキレイな断面にならなかったり、時間が経つとベチャッとしてしまうことも……。食パンを使った基本の作り方を確認しましょう。
パンと具材を用意してはさむ
(1)バターやマーガリンを室温に戻し、塗りやすいように軽く混ぜてクリーム状にする。パンの端までまんべんなく塗って、具材の水分がしみ込みにくい膜をつくる。
(2)具材は、水洗いやカットの後にペーパータオルで水分をしっかり拭き取る。ツナなど缶詰の具材は汁をよく切っておく。
(3)パンの上に、できるだけ厚さが同じになるように具材を並べる。パンの端まで具材が行き渡るようにして、全体を均一な面にするのがコツ。上からパンをかぶせてサンドする。
パンの上には平らなものを置く
パンの上に、まずレタスなどの野菜を置きたくなりますが、ハムやチーズなど水分が少なく平らな具材を置くと、安定感がありずれにくくなります。
味つけは水分の少ない具材に
マヨネーズやソース、塩こしょうなどの調味料は、野菜につけると水分が出やすくなってしまいます。ハムやチーズ、卵、フライなど、水分の少ない具材につけるのがオススメです。
切るときに断面が崩れてしまうと、せっかくのサンドイッチが残念なことに。スパッと切るには少し工夫が必要です。
上手に切って仕上げるには
サンドイッチをはさみ終わったら、上から軽く手で押してパンと具材をなじませます。ラップできっちりくるみ、冷蔵庫で30分ほど休ませておくと、パンがしっとりと落ち着いて切りやすくなります。
休ませたサンドイッチは、切れ味のいい包丁でラップごとカットします。パンがずれたり、具材が飛び出したりしにくいので切り口がキレイに。
波型のパン切りナイフは断面が汚れやすくなるため、三徳包丁の方が切りやすいでしょう。
薄めのサンドイッチは重ねて切る
薄いパンを使ったサンドイッチは、2段重ねて切ると大きさが揃って、盛りつけたとき美しく仕上がります。
暑い時期は持ち歩きに注意
気温の高い時期にお弁当として持ち歩くときは、できるだけ加熱した具材を使って。傷みやすい具材のときは、保冷バッグや保冷剤などで冷やしておいしくいただきましょう。