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料理アイデア

マヨネーズをつけたブロッコリーの写真
2024年4月12日
料理アイデア

2026年に指定野菜となる「ブロッコリー」をおいしく食べよう!

半世紀ぶりに、新しい指定野菜が登場

栄養価の高い食材といえば、やはり思い浮かぶのは野菜ですね。その中でも注目なのが、2026年に農林水産省から「指定野菜」として選出されることが決まったブロッコリーです。

「指定野菜」って何?
指定野菜とは、消費量が多く国民の生活に欠かせない重要なものとして、国が位置づけた野菜のこと。現在、キャベツ、きゅうり、さといも、大根、たまねぎ、トマト、なす、にんじん、ねぎ、白菜、じゃがいも、ピーマン、ほうれんそう、レタスの14品目が選ばれています。 今回、半世紀ぶりにブロッコリーが指定野菜として追加されることが決まりました。

「指定野菜」になるメリットは?
野菜は天候や豊作・不作などの影響で収穫量が変わってしまいます。野菜の価格が下落したときも、指定野菜の大規模な生産者には国から補助金などのサポートが行われ、安定した流通につながります。
指定野菜はスーパーでも定番商品なので、いつでも手に入りやすくなるというわけです。

ブロッコリーが指定された理由
ブロッコリーは食物繊維がたっぷりで、カリウムや鉄、ビタミン、たんぱく質なども豊富。最近の健康志向にマッチし、冷凍でも出回っていつでも手軽に食べられるので、年々消費量が右肩上がりで増えていることが認められ、今回の選出となっています。

ブロッコリーの切り方

筑前煮の写真

ブロッコリーのこんもりした房は、花蕾(からい)と呼ばれるつぼみの部分。茎や葉も全部おいしく食べられるので、上手に料理してまるごといただきましょう。

ブロッコリーの下ごしらえ
(1)ボウルにたっぷりの水を入れ、房の部分をつけて振り洗いする。
(2)房の外側から、同じ大きさになるよう切り分ける。
(3)大きな房は、茎だけに軽く切り込みを入れて手で割くとつぼみが崩れにくい。

時短で栄養もキープするゆで方
ゆでるときは鍋に湯を沸かして、1リットルあたり小さじ1程度の塩を入れれば、全体が均一で色鮮やかにゆで上がります。サラダ用や料理の下ごしらえなら、沸騰後1~2分でざるに取ります。そのまま冷ましてから使いましょう。

深めのフライパンに1~2cm水を張り、切ったブロッコリーを並べて蒸す方法も。沸騰してから1~2分加熱し、火を止めてふたをします。余熱で好みのかたさになったら取り出してください。栄養が壊れにくく、調理時間も短めになります。

茎の部分も捨てないで!
ブロッコリーは捨てるところのない野菜で、葉や茎もおいしく食べることができます。葉のついた細い茎は料理に合わせた大きさに切り、太い茎は根元がかたければ皮をむいてから切り分けましょう。
カレーやスープに入れて煮込んだり、炒め物などいろいろな料理に使ってみて。

指定野菜となったブロッコリー、茎までおいしく料理を

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