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料理アイデア

パプリカの写真
2022年9月7日
料理アイデア

カラフルな色が楽しいパプリカ、栄養素の違いやおいしい料理法は?

パプリカはビタミンの宝庫

パプリカは料理に加えるだけで、パッと食卓を華やかにしてくれる野菜。代表的なカラーは赤や黄色・オレンジですが、他にも紫色・白・黒・茶色・緑があり、全部で8種類にもなるそうです。

色によって栄養や味が違う
パプリカにはビタミンA・C・Eが豊富に含まれています。特にビタミンCは野菜の中でもトップクラス!また、カラーによって色素の成分となる栄養素が異なり、味わいも少しずつ違うのでぜひ食べ比べてみて。

■赤色のパプリカ:βカロテンとカプサイシンが多く、トウガラシの赤色に近いカラーになっています。トウガラシのような辛味はなく、他のカラーよりも甘みが強いのが特長です。

■黄色のパプリカ:黄色の色素成分になるルテインが多く含まれています。比較的甘みは爽やかで、さっぱりとした酸味も感じられます。

■オレンジのパプリカ:赤色と黄色の両方の色素成分をバランスよく含むため、その中間のカラーになっています。味は赤色に近く、ジューシーな甘みがあります。

おいしいパプリカの選び方
新鮮なパプリカは色ツヤがよく、ハリがあってずっしり重いもの。表面にシワが寄っていたり、持ったとき柔らかく感じるものは避けましょう。ヘタの部分もキレイな緑色で、切り口が茶色く変色していないものがオススメです。

魚焼きグリルでカンタン&絶品レシピ

梅干しの写真

パプリカは糖度が高くみずみずしいので、そのまま切ってサラダやマリネなど生食にもぴったり。ドレッシングや漬け汁に油を使うと、βカロテンの吸収がよくなります。

グリルで焼いて絶品料理に
加熱するとパプリカの甘みが引き出されて、さらにおいしく。特に、魚焼きグリルで皮を焦がすほどにしっかりと焼くと、うまみがギュッと濃縮されるのでぜひお試しください。

【グリル焼きの作り方】
(1)大きいパプリカは縦半分に切ってヘタと種を取る(小さいパプリカなら、まるごとでもOK)。
(2)魚焼きグリルにアルミホイルを敷いて、皮を上にして並べ、強火で焦げるくらい焼く。
(3)粗熱が取れたら焦げた皮をむく。
(4)食べやすく切って、塩こしょうとオリーブオイルをかける。

「こんなに焦がして大丈夫?」と思うくらいしっかり焼くのがコツ。皮がするりとむけて、パプリカも一層甘く感じられます。

グリルで焼いたパプリカをマリネ液に漬ければ、味がよくしみてとろりと柔らかいマリネに。めんつゆにつけたり、ポン酢をかけて和風のメニューにしても、カンタンでおいしい一品ができあがります。

パプリカを魚焼きグリルで焼けばごちそうに

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