2050年までにCO₂を実質ゼロに

今、世界的に問題になっているのが地球温暖化です。気温が上昇することで、各地で起こる異常気象が環境を壊し、自然の生態系や人の生活にも大きな影響を及ぼしています。

地球温暖化の原因とは
地球温暖化の大きな原因は、大気の中に「温室効果ガス」が放出されていること。温室効果ガスの中でも、特に多いのがCO₂（二酸化炭素）です。増え続ける温室効果ガスをこのまま放置すると、さらに気温が上昇し、被害が拡大すると予測されています。

カーボンニュートラルを目指せ！
地球温暖化を防止するため、日本でも、2050年までに温室効果ガスの排出を実質的にゼロにする「カーボンニュートラル」の実現という目標が定められています。
※「カーボン」とはCO₂のこと、「ニュートラル」とは増減させずにバランスを取るという意味。

毎日使うLPガスも新しく進化
CO₂を削減するため、家庭や職場での省エネが非常に大切です。そして各企業でも、カーボンニュートラルに対応したさまざまな取り組みや製品づくりが進められています。

例えば、毎日の料理や入浴などに欠かせないLPガスでは、新しく「CN-LPG（カーボンニュートラルLPG）」が登場。「LPガス」と「環境保護」をセットにして、未来を志向したスタイルのエネルギーです。

「CN-LPG」ってどんなもの？

環境を保護する観点から生まれた新しいLPガス「CN-LPG」の特徴や、なぜカーボンニュートラルができるのか、その仕組みご紹介します。

（１）排出されてしまうCO₂
LPガスは、生産する段階やタンクローリー・配送車などを使った運搬の際に、どうしてもCO₂を排出してしまいます。もちろん、家庭で料理をつくるときなどにもLPガスが燃焼し、CO₂を排出しています。

（２）排出されたCO₂を吸収・削減
排出されたCO₂と同じ量のCO₂を吸収・削減するために、環境保護活動を組み合わせたものが「CN-LPG」です。例えば、環境保護団体による森林保全、企業による再生エネルギー活用などがそれにあたります。

（１）でCO₂を排出した分と、（２）の吸収・削減する分で、全体的に見てCO₂量のバランスを取ることができます。

これまでのガス機器は使用ＯＫ
「CN-LPG」はLPガスの質は変わらないので、ガス機器の交換など不要ですぐに導入できます。ただ普通に使うだけで環境保護に貢献でき、全国の企業や店舗などからの注目も高いCN-LPGは全国各地で利用が拡大中です。ぜひご注目ください！

「CN-LPG」についてくわしく見る