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上手に節約・省エネ

2025年3月4日
上手に節約・省エネ

光熱費のカットに!お湯が冷めにくい高断熱の浴槽って?

まるで魔法びんのような浴槽

お風呂は、身体の汚れを落とすだけでなく、1日の疲れをいやしてくれる大切な場所。できれば湯船にゆっくりつかって、バスタイムを楽しみたいものです。

追い焚きを減らしたい
家族でバラバラにお風呂に入る場合、前の人が入った後にお湯が冷めて、毎回追い炊きが必要となります。光熱費もかさんで、もったいなく感じてしまうでしょう。
そんなときにオススメなのが「高断熱浴槽」です。

高断熱浴槽ってどんなもの?
高断熱浴槽とは、熱を逃がしにくい断熱材で浴槽を囲んで、魔法びんのように保温性を高めたもの。お風呂のふたも断熱性が高いものがあり、セットで使うとさらに保温効果がアップします。

その性能はJIS(日本工業規格)によって基準が定められ、お湯の冷めにくさに関する試験をクリアした製品だけが、「高断熱浴槽」として各メーカーから販売されています。
■40℃のお湯を70%満たした浴槽
■10℃の環境でふたを閉め4時間放置
この状態で、湯温が2.5℃以上は下がらないことが、性能試験のクリア条件に。従来の浴槽と比較すると、はるかに保温力が高い商品です。

リフォームで補助金利用のチャンス

古い給湯器を使っているなら、フルオートの給湯器にすると自動でお湯張り・追い焚き・保温・足し湯などができるのでより便利になります。

高断熱浴槽に換えるメリット
お湯が冷めにくい高断熱浴槽は、たくさんのメリットが生まれます。
■追い焚きや熱いお湯を足す回数が減る。
■ガスや電気の使用量を減らし、光熱費カットになる。
■家族が好きなときに入浴でき、いつもお湯が温かい。
■長風呂をしても、お湯が冷めにくいので快適。 など

特に気温の低い冬は、お湯がいつまでも温かいのが本当にうれしく感じられるでしょう。

リフォームで補助金が利用できるかも
高断熱浴槽の設置は、条件によってエコ住宅設備の対象となり、国の「子育てグリーン住宅支援事業」や、お住まいの自治体の補助金を利用できるケースも(2025年現在)。リフォームを考えるなら、今がチャンスになりそうです。

浴槽だけでなく、システムバス自体を断熱性の高いものにリフォームすれば、温度差によるヒートショックなど健康リスクも防ぎやすくなるので、一度検討してみてはいかがでしょう。

補助金利用は、信頼できるリフォーム会社に相談を

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