暑くなると食欲が落ちて、冷たいものばかり食べたくなりますね。食が細くなると栄養が足らなくなり、胃腸を冷やすと消化機能が弱って栄養が吸収されにくくなります。栄養不足が夏バテの原因になってしまうことも。
夏に摂りたい栄養とは
季節を問わず、ビタミンやミネラル、たんぱく質などをバランスよく食べるのはとても重要。特に夏は汗をたくさんかくので、汗とともに排出されやすいビタミンB1やミネラル、暑さを感じると消費されやすいビタミンC、疲労回復に役立つたんぱく質などをしっかり摂りましょう。
おやつでも栄養補給できる
食事をきちんと食べにくいときは、おやつを使って必要な栄養を補給するのもひとつの方法です。「おやつ=太る」のイメージがありますが、ヘルシーに食べるために、こんなポイントがわかっていれば大丈夫!
■適度な量を、食事と食事の間に食べる。
■糖質の多い甘いお菓子やスナックではなく、食事で摂れなかった栄養素を含んだものを食べる。
糖質の多いお菓子は、健康的なおやつとしては不向き。1日200Kcal程度を目安にしましょう。
おやつは栄養補給だけでなく、空腹を和らげることで、次の食事のドカ食いを防ぐ効果もあります。
おやつにオススメの食べ物
■ナッツ類
アーモンドやくるみなどナッツは良質な脂肪分で、ミネラルや食物繊維・たんぱく質が豊富です。手のひらに軽く乗るくらいの量が目安になります。
■ヨーグルトなど乳製品
腸内環境が整い、食事で摂りにくいミネラル(特にカルシウム)がたっぷり。無糖タイプにして、ビタミンCの多いキウイフルーツなどと組み合わせましょう。
■卵
卵は「完全栄養食品」と言われるほど栄養バランスに優れています。ビタミン類やたんぱく質も多く、ゆで卵やサンドイッチなどに。
おやつのときに冷たい飲み物を飲むと、内臓を冷やし、代謝が悪くなることで夏バテを引き起こしやすくなります。夏でもホットドリンクを飲むのがオススメです。