夏は、蚊などの虫に刺されやすくなるのが困りもの。「かゆい!」とついかきむしってしまうと、キズがひどくなったり跡が残ったりします。しっかりケアをしていきましょう。
虫に刺されたらどうする?
刺されてしまったらむやみに触ってはダメ。薬をつける前に、流水などで刺された部分を清潔にすることが大事です。肌についた汗や汚れを放置しておくと、かゆみが悪化してしまうこともあります。
こんなときは要注意
患部を清潔にしたら、水分を取って薬をつけましょう。刺された後に気分が悪くなったり、腫れや痛みが強いとき、水ぶくれやただれがひどいときなどは医師に相談を。
特に、ハチに2度目に刺されたら用心が必要です。1度目に刺されたときに体の中に抗体ができているため、アナフィラキシー・ショックという免疫反応を起こすことがあります。
呼吸困難など強い症状が出るようならすぐに医療機関へ! 刺された後はしっかり様子を確認しましょう。
汗や汚れを落として肌を清潔にするには、毎日の入浴が大切です。虫刺されを悪化させない入浴法を知っておきましょう。
湯温をぬるめにする
お湯の温度が高いと、皮膚が熱くなってかゆみを強く感じます。シャワーやお風呂はぬるめに設定するのがオススメです。
肌をこすらない
低刺激性のボディソープなどを使って洗い、ゴシゴシこするのはやめましょう。よく泡立てたソープを手のひらに乗せて、なでるように洗うだけでも十分きれいになります。
薬はお風呂上がりに
お風呂から上がったら、清潔なタオルでやさしく水気を取ってから虫刺されの薬をつけます。体が温まってかゆみが強いようなら、一時的に保冷剤などで冷やすとやわらぐことも。