明日を灯すHOME&LIFE

リラックス&元気

スマホを見る人物の写真
2025年3月4日
リラックス&元気

たまにはスマホやパソコンから離れ、デジタルデトックスしよう

ストレス解消や体調の改善に

電車に乗っているときなど、わずかな空き時間に必ずスマホを見る……という人も多いはず。ネット疲れを感じたら、たまには「デジタルデトックス」をしてもいいかもしれません。

デジタルデトックスってどんなもの?
一定時間、スマホやパソコンなどのデジタル機器から意識的に距離を取ること。完全・長期的に手放すのではなく、短期間だけ行なう、1日の使用時間を減らすなどでもOKです。
空いた時間は現実的な活動に向けたり、ゆっくりと過ごすことに使います。

増え続けるスマホ利用時間
総務省の調査では、2022年のスマホのネット利用時間は平均で約113分と、1日あたり2時間近くを消費していることになります。特に若い世代は、動画やゲームなどでさらに長時間利用し、中にはスマホがないとイライラ落ち着かないという人も。

デトックスするメリット
人によってメリットや効果は異なりますが、主にこんなものが挙げられます。
■気持ちがスッキリしてストレスが減る
■過度な刺激から脳をリセットできる
■睡眠の質がよくなる
■目の疲れ、肩こり、頭痛などが軽減される
■仕事や勉強に集中できる
■五感がさえて想像力が増す など

また、人と会う時間をつくったり、リアルな体験をする時間が増えるので、心身ともに健康的な行動が多くなるのも大きなメリットになるでしょう。

空いた時間はリアルな活動にあてる

まずは、必要に迫られないデジタル機器の使用を減らすところから始めましょう。空いた時間にリアルで楽しいことや、のんびり脳や体を休めることに使ってみては。

空いた時間を楽しむ
デジタルデトックスで時間が生まれたら、趣味や運動、自然の中で散歩、人との対話や会食、読書、街歩きなどで心身に新しい刺激を与えるのがオススメです。
心身をリラックスさせたいときは、ゆっくりとお風呂を楽しむ時間にあてれば、さらに効果が期待できます。

デジタルデトックスの方法
■利用状況の把握:まず、自分がどのくらいの時間使っているか確認しましょう。デジタル機器に搭載されている「スクリーンタイム」などの機能を使うと便利です。仕事などで絶対に必要な時間、使わなくてもいい時間などをチェックします。

■持ち歩かない:お風呂やトイレ・寝床、短時間の外出などはスマホを持たず、使う時間を短くしていきます。人と会っているときなどに「ながらスマホ」をせず、SNSやメールのチェックは時間を決めて、長く見続けないようにしましょう。

■休日に手放してみる:目覚ましにスマホを使わない、アプリの通知は切るなど、できるだけスマホに触らないデトックスデーをつくる工夫をします。キャンプや山歩きなど、あえてつながりにくいところに出かけて、自然を満喫しつつデジタル機器に頼らない、というのもいいかも。

スマホを持たずに、ゆっくりお風呂でリラックス

HOME & LIFE トップへ