タオルは、糸をループ状に織った「パイル生地」が一般的です。ふんわり感のあるタオルはパイルが起きていて、やわらかく空気を含んでいます。
表面のパイルがつぶれて、寝てしまっていると硬く感じます。つぶれるのは洗い方と干し方の両方に原因があるので、こんなお洗濯をしていないかチェックしてみましょう。
タオルがゴワゴワする原因
■洗剤や柔軟剤が多すぎ、タオルの表面に残っている。
■洗濯の水が少なすぎたり、洗濯物を詰めこんで洗っている。
■直射日光で長時間天日干ししている。 など
ふんわり洗い上げるには、まずタオルをネットに入れ、水を多めにして洗濯しましょう。ゴワゴワの原因となる衣類の摩擦や、洗剤の溶け残りも防げます。
脱水したらすぐ洗濯機から取り出し、干す前に10~20回ほどパタパタ振り回すのもコツ。寝ていたパイルが起き上がり、空気を含ませることでふっくら仕上がります。
強い日差しの下で天日干しすると、水分が飛びすぎて繊維が硬くなってしまいます。「衣類乾燥機」を使うと乾燥機の中でタオルが回転し、パイルが起きてくるのでふんわり!
特にドラム式の洗濯機は、叩き洗いをするためパイルが寝やすくなります。天日干しよりも衣類乾燥機との組み合わせがオススメです。