洋服やタオルなどのタグには、「洗濯マーク」が表示されています。大事な情報が示されているので、洗濯機に入れる前、クリーニングに出すときなどにしっかり確認しましょう。
実はこのマーク、2016年に50年ぶりに大きく改訂されて世界共通の形に。比較的新しい衣類には、新しいマークがついています。
洗濯マークはどんなことに役立つの?
洗濯の方法を間違えると、衣類の色落ちや縮みなどトラブルの原因に。洗濯マークを正しく知っておけば、その衣類にぴったりの洗い方がわかります。
衣替えでキレイに服をしまおう
衣替えの時期には、特にしっかり洗濯マークをチェック。お気に入りの服を上手に洗えば、次のシーズンまでキレイな状態でしまっておくことができるでしょう。
せっかく洗濯マークを見ても、何やら不思議な記号だらけ……。そんなときは、この5つのマークに注目してみてください。意味がわかってくると、ゲームのようでちょっと楽しいかも。
すべてのマークは、消費者庁などのサイトで確認できます。
マークの意味がわかればカンタン!
【桶のマーク】
家庭で洗濯ができるという意味。桶の中の数字は、洗濯液の温度の上限です。桶の下に線があるのはデリケートな衣類。手の形があったら手洗い、×があったら家庭での洗濯は避けてください。
【△のマーク】
使える漂白剤の種類がわかります。白い△は塩素系・酸素系の漂白剤が使えます。斜めに線が入っていたら酸素系漂白剤のみ、×がついていたら漂白剤は使えません。
【□のマーク】
乾燥の方法を表しています。□の中に〇があったら家庭でタンブル乾燥OK。縦に線が入っていたら吊り干し、横に入っていたら平干し、斜めの線があったら陰干ししましょう。
【アイロンのマーク】
アイロンの中の点の数で、適切な温度がわかります。点が1つなら110℃まで(低温)、2つなら150℃(中温)、3つなら200℃(高温)になります。×がついていたらアイロンがけは厳禁!
【○のマーク】
クリーニング店での洗い方を示しています。○の中にPやFがあったらドライクリーニング、Wならウエットクリーニングです。