スニーカーや子供のズックなど、いつも手洗いでゴシゴシ洗っていませんか? 実は、水濡れや洗剤に強い布製の靴は、家庭の洗濯機でも洗うことができるのです。
洗濯機で丸洗いすると、キレイに洗い上がるだけでなく、めんどうな靴洗いの手間が省けて家事時短にもなります。ただし、洗濯機で上手に洗うためには、いくつかの準備が大切です。
洗濯機に入れる前の下準備
(1)歯ブラシなどで、泥や砂・小石などの汚れを落とす。
(2)中敷きや靴ひもは外しておく。
(3)汚れがひどいときは、バケツに40℃のお湯を入れ、洗剤を溶かして数十分つける。
つけ置きをすると強い汚れがゆるみ、落としやすくなります。日ごろ衣類を洗っている洗濯機に、靴を入れるのをためらう方もいるかも。事前にカンタンな汚れ落としをしておけば、洗濯槽を傷めず衛生面も安心です。
靴を洗う前には、必ずシューズ専用の洗濯ネットか、厚手でクッション性のあるネットに入れましょう。
洗濯機で洗うときのコツ
衣類を一緒に入れずに、靴だけを「標準コース」にしてたっぷりの水で洗います。洗剤は、溶けやすい液体洗剤をやや多めに使うのがオススメです。
水を多くしておけば、靴が洗濯槽にぶつかりにくくなりますが、どうしても音や衝撃が気になるときは、古いバスタオルなどと一緒に洗うと抑えられます。
衣類乾燥機でさらに時短も
脱水まで終わったら、形を整えてから陰干ししましょう。靴が乾かせる衣類乾燥機があれば、スピーディに乾燥まで終わって、もっと家事時短ができますよ。