以前、カーペットと毛布の洗濯の仕方はご紹介しましたが、電化製品であるホットカーペットや電気毛布は取り扱いが異なります。汚れた場合の対処法をチェックしましょう。
何かこぼしてしまったとき
飲み物などをこぼしてしまったら、すぐに熱めのお湯をひたして固く絞ったぞうきんで、軽く叩くように汚れを落とします。汚れが強いときは、ぬるま湯で薄めた中性洗剤を布にしみ込ませて軽く叩いてから、水拭きをする方法も。
そのとき通電は必ずオフにして、コンセントを抜いてください。ホットカーペットは、カバーは水拭きできますが、ヒーター本体は濡らさないようにしましょう。
電源部分やコードも掃除
コンセントの差込口にホコリが溜まっていると、思いがけない事故の原因になることも。静電気でホコリが発生しやすいので、電源部分やコードは掃除機をかけ、汚れていたら乾いた柔らかい布で掃除してください。
そのときも、必ずコンセントは抜いておくことが大切です。
洗えるものは丸洗いを
電気毛布やホットカーペットのカバーは、丸洗いできるものもあります。メーカーの取扱説明書と洗濯タグで確認しましょう。シーズン終了後にしまうときや汚れがひどいときは、丸洗いできるものは洗うのがオススメです。
取扱説明書と洗濯タグで丸洗い可能の確認ができたら、洗濯機で洗うことができます。ホットカーペットの場合は、スイッチやコードのついた本体部分は洗わないでください。
丸洗いするには
ホットカーペットのカバーや電気毛布は「洗濯機で洗える」「手洗いのみOK」「クリーニング店で洗濯」などに分かれるので、しっかり確認をします。家庭で洗濯できないものは、ムリをせず専門店に依頼を。
【洗濯機で洗えるもの】
洗う前に掃除機をかけて、表面の汚れを取っておきましょう。家庭のドラム式洗濯機やコインランドリーでは、叩き洗いの際にヒーター部分が傷むことがあるため、縦型洗濯機を使用します。
(1)電気毛布は、電源プラグやコントローラーなど外せるパーツを全部外す。
(2)汚れた部分があれば一番外側に来るように、屏風畳みにして洗濯ネットに入れる。
(3)「毛布コース」などを選び、衣類用の中性洗剤と静電気防止のための柔軟剤を使用する。
(4)洗い上がったら乾燥機などは使わず、陰干しで完全に乾かす。
【手洗いするもの】
(1)洗濯機で洗うときと同じように準備をして、浴槽などに中性洗剤とぬるま湯を入れ押し洗いする。
(2)洗剤分が残らないようしっかりとすすいだら、柔軟剤を入れて軽くすすぐ。
(3)浴槽のふちにかけて水を切る。脱水のみ、縦型洗濯機を短時間使っても。
(4)陰干しで完全に乾かす。