春先は引越しのシーズン。転居の予定がある方は、いつまでに、何をすればいいか順序立ててスケジュールとチェックリストを作りましょう。
どんな手続きが必要になる?
引越しに必要な手続きには、以下のような種類があります。
■役所関係の手続き
■電気・ガス・水道など公共料金
■電話・インターネット
■自動車・バイク関係
■保険や金融機関など
■子供など家族に関するもの
■その他
引越し決定後にすぐやること
転居が決まったらすぐに、大体のタイムラインを作っておくと漏れや抜けが減らせて安心です。すぐにやっておくべきなのは、賃貸の場合は旧居や駐車場の解約手続き、転校の手続き、粗大ごみの処分、引越し業者の手配などです。
1ヵ月~2週間前までにすること
引越しまで1ヵ月を切ったら、新聞など定期購入しているものの解約、インターネット移転、固定電話、携帯電話、NHK、保険や金融機関の住所変更の申し込みなどをしておきましょう。
1~2週間前にすること
役所やライフラインなどの手続きが集中します。転出届の提出、印鑑登録の廃止、郵便物の転送、電気・ガス・水道の使用停止と開始の申し込みなどを忘れずに。
公的な手続きは、同じ市区町村に引越す場合と、他県の場合でタイミングが違うことも。期限や必要な書類などは事前に調べておきましょう。
引越し当日にする手続き
引越し当日はバタついて、何かとミスが起こりやすいものです。旧居の状況によっては、当日にガス・水道の立ち合いが必要になる場合があるので事前に確認を。
新居では電気と水道の使用を開始し、ガスは専門業者が開栓するため立ち合いが必要になります。
引越し後にやることも多い
引越しが終わったら、転居先の役所に転入届の提出を行います。国民健康保険、国民年金、マイナンバー、介護保険、印鑑登録、運転免許証、車庫証明など、重要な手続きがたくさんあるので要注意です。本籍地を変える場合は、パスポートの手続きも必要になります。
平日に役所へ行く時間が取れないときは、休日・夜間対応の窓口があれば利用することもできます。
ガスや電気は、手続きを忘れて新居で使えず大変だった……という失敗もよく聞きます。ガスは希望の開栓立ち合い時間を確保するため、1週間前をめどに忘れずに申し込みましょう。