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おうちをキレイに

花粉症に苦しむ女性の写真
2024年2月21日
おうちをキレイに

花粉の季節到来!家中の花粉をできるだけ減らすお掃除法とは

花粉を効果的に掃除するコツ

例年、花粉のシーズンは2月ごろから本格的に始まります。鼻がムズムズしたり、くしゃみを連発するなど気になる症状が現われたら、毎日のお掃除も花粉対策モードに切り替えましょう。

花粉がたまりやすい場所は?
家の中で、特に花粉が集まるところを集中的に掃除して、できるだけ量を減らすのが掃除のコツ。具体的には、こんな場所に花粉はたまりやすくなっています。
■花粉が部屋に入りこむ、玄関ドアや窓などの開口部
■人の出入りが多く、動線になっているところ
■コートを脱いだり、衣類を着替える場所

部屋のすみやフローリングの溝、畳のふちといった、ほこりがたまりやすい場所にも集まります。また花粉は、カーテンやカーペット、ソファなどの布製品につきやすいという特徴もあります。

掃除をするタイミングは?
部屋の中にただよっている花粉は、人が動きを止めた夜のうちに床に落ちてきます。なので、掃除のベストタイミングは朝一番。室外に飛散する花粉も早朝は少なめで、窓を開けて換気をするならこの時間にしましょう。

人が動きはじめると、どうしても空気中に花粉を舞い上げてしまい、効果的な掃除はしにくくなります。早朝の掃除が難しければ、人の動きがなくなってから1時間以上経ったころが掃除のチャンスです。

場所ごとのお掃除方法を確認

 床掃除する男性の写真

花粉対策の掃除は、できるだけ空気を動かさないように「拭き取る」のがポイント。いきなり掃除機をかけると、花粉を舞い上げて拡散してしまうので要注意です。

「拭き取る」か「くっつけて取る」
まず、家に帰ってきたときは、粘着シートなどで服についた花粉をくっつけて取り、少しでも家の中に持ち込むのを防ぎましょう。

■玄関ドアや窓の近くは、ウェットシートかぬるま湯をひたして固く絞ったぞうきんで周辺50cmくらいをしっかり拭き掃除する。
■フローリングや畳も拭き掃除が基本(掃除機をかけるなら、拭き掃除の後にする)。
■カーペットやソファの繊維には花粉が入り込みやすいので、縦と横の両方向からゆっくりと掃除機をかける。
■カーテンは衣類用の粘着テープをかけて花粉を取り、花粉防止スプレーを噴いておく。

掃除機は排気性能をチェック
カーペットなどの花粉を掃除機で吸い取っても、排気でそのまま排出されてしまっては意味がありません。花粉対策には排気性能が高い掃除機を選んで。

家電製品にも意外と花粉がつく
テレビなどの家電製品は、静電気を発生するため花粉がくっつきやすく、ほこりが立たないハンディモップなどで拭き掃除がオススメです。空気清浄機は、空気中に舞い上がっている花粉に効果があるので、人の出入りの多いところに設置しましょう。

ぬるま湯で絞った雑巾で拭き掃除を徹底

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