ソファは毎日使うもので、気づかないうちに汚れがたまりやすくなっています。丸洗いできず、お掃除の方法もわかりにくいため、素材別の汚れ対策をチェックしておきましょう。
汚れを放置するとめんどう
ソファにつく汚れは、皮脂や汗、食べこぼし、ホコリが多く、ペットがいる家なら毛や唾液などもつきやすくなっています。そのまま放置してしまうと、異臭やべたつき、シミ、黒ずみなどの原因に。
共通の掃除はまず掃除機
どんな素材のソファでも、まずすべきなのは全体に掃除機をかけること。外せるパーツはすべて外し、背もたれや座面のすきまなどもていねいに掃除しましょう。
掃除機のブラシは布団用など柔らかなものをつけ、週に1度はかけておくのがオススメです。布製のソファでペットの毛などがからんで取りにくいときは、粘着クリーナーを使っても。合皮や本革は、粘着することで傷んでしまう可能性があるので避けましょう。
カバーをかけておくとラク
ソファに洗濯ができるカバーをかけておくと、それをはがして洗濯すればいいので、掃除はグンとラクになります。色や柄を変えて何種類か用意すれば、お部屋の模様替えなどインテリアのアクセントにも。
ソファの表面が何でできているかによって、お手入れや汚れ落としの方法は異なります。特に合皮や本革は水分に弱いので、よく乾かすなどの注意が必要です。
布製のソファの掃除法
汗や皮脂の汚れは酸性で、アルカリ性の重曹で落とせます。ソファの全体に重曹を振って、2~3時間置いてから掃除機で吸い取ってください。ぬるま湯にひたした布を固く絞って、水拭きして仕上げましょう。
食べこぼしなどの汚れは、ぬるま湯に中性洗剤を溶かしたものを布につけ、汚れを叩いて落とします。周りにシミを広げないよう、汚れの部分だけをポンポン叩くのがコツ。最後にぬるま湯にひたして固く絞った布で洗剤部分を拭き取ります。
合皮のソファの掃除法
基本的に、週1回掃除機をかけたあとに乾拭きをしておけばOKです。気になる汚れがある部分は、布製のソファと同じように薄めた中性洗剤で叩いて落とし、水拭きをして、さらに乾拭きで仕上げてからよく乾かします。
本革のソファの掃除法
掃除機をかけた後、乾拭きをするのが基本ですが、それで落ちない汚れには専用のクリーナーが必要です。シミにならないよう目立たないところでテストし、強くこすらないようにしましょう。
仕上げに、本革ソファ用の保護クリームを使っても。