


疲れがたまっている、忙しくて時間がない、何となくめんどう……そんなときはつい掃除をさぼりがち。ムリせずがんばりすぎず、ちょっとやる気を出す方法をピックアップしました。
掃除をしないことのデメリット
・ホコリや汚れがたまると、健康トラブルが起こりやすい。
・散らかっているとケガの元になり、勉強や仕事の集中力も落ちる。
・ものがなくなりやすく、探す時間や買い直しなどのムダが出る。
掃除をさぼるとこんなデメリットがあり、何よりさわやかな気分で暮らせないのが大きな問題に。とはいえ、わかってはいてもやる気が出ない日もあります。できるだけ、気持ちや時間の負担が少ない方法を見つけましょう。
ハードルを下げる「ついで掃除」
家中をピカピカにする掃除は、体力・時間・やる気のハードルが高め。手を洗うときに洗面台を軽く整理したり、部屋を移動するときに落ちているゴミを拾ったり、お風呂上がりに気になる汚れだけこすったりと、ついで掃除でちょっとキレイを目指します。
家の中を手ぶらで動かない
家の中を移動するときは、手ぶらではなくひとつ何かを持っていく習慣をつけてみて。テーブルの上のカップをキッチンに片付ける、脱ぎっぱなしの衣類をタンスにしまうなど、自然とすっきりしたスペースが増えてきます。

掃除をする人にメリットが生まれたり、うれしいことが起きる工夫を見つけると、やる気アップにつながります。
うれしいポイントを増やす
■ごほうびを決める:掃除が終わったらおやつを食べる。ほしかったものを買う。
■ダイエットやストレッチと考える:体を動かす掃除は運動量が多く、しっかりやるとダイエットにも効果的。高低差のある場所を掃除すると、日ごろ動かさない筋肉もストレッチできる。
■お客さまを呼ぶ:キレイな家を披露するために、やる気スイッチが入る。
■お小遣いにする:不用品をフリマなどに出せば、部屋スッキリ&お小遣い稼ぎもできる。
■お気に入りのものを使う:おしゃれな掃除用具などを使って気分を上げたり、好きな音楽をかけてリズムに乗る。
家族で掃除タイムをつくる
せっかく掃除をしても、子どもや他の家族が散らかすとモチベーションは下がってしまいます。週に1回くらい、時間を決めて家族みんなで掃除タイムを設けるのがオススメです。子どもたちに片付けの習慣をつけるチャンスにも。
1日5分で何となくキレイに
短時間でも毎日どこかをキレイにすることで、散らかりを抑えて、それをキープしたいという気持ちが生まれます。床にものが少ないと掃除がグンとしやすくなるので、帰宅後の上着やバッグはすぐ片付けましょう。