ジャムやマーマレードをひとびん開けると、最後まで食べ切れないで捨ててしまうことはありませんか? 実は余ったジャムは、料理に使うととてもおいしくなるのです。
料理に風味をプラス
フルーティな味わいと自然な甘さで、料理にコクや深みを出してくれます。特に肉料理に使えば、肉を柔らかくしてくれる作用や、臭みを抑える効果があるのでオススメです。
どんな料理に使うといい?
スペアリブなどの煮込みに入れるのがイチオシ。甘みが爽やかで、どっしりとした味の料理も後味がすっきりといただけます。柑橘系は意外としょうゆにも合うので、砂糖やみりん・はちみつの代わりに漬けダレやソースにも。
肉にはどんなジャムが合うの?
マーマレードは万能選手で、淡白な鶏肉にもぴったりです。豚肉の料理にはりんごジャム、牛肉を赤ワインやデミグラスでこっくりと煮込むときはブルーベリージャム、トマト味の煮込みにはいちごジャムも相性バツグンです。
おなじみのメニューにジャムを足して、隠し味にしてみましょう。いつもの味がワンランクアップします。
カレーに入れる
カレーには、いちごやりんごのジャムがよく合います。5~6皿分で大さじ1が目安で、ルーを入れたあとに少しずつ加えましょう。ジャムが固まらないように、おたまなどで溶かしながら入れるのがコツ。
照り焼きに入れる
みりんの代わりに、いちごやあんずのジャム、マーマレードなどを入れます。分量の目安はしょうゆの半量程度をお好みで。ほんのり甘酸っぱい風味で、肉も柔らかくなります。
サラダのドレッシングにも
オリーブオイル2、お酢1、ゆずジャムやマーマレード1、塩少々をよく混ぜれば、フルーツの風味が楽しいドレッシングに。野菜サラダだけでなく、魚介のカルパッチョなどにもどうぞ。
ジャムを使うときは清潔なスプーンですくい、雑菌の繁殖を防ぎましょう。よく余らせてしまう人は、料理に使っておいしく食べ切ればフードロス対策にもなります。