ここ数年ブームになっているのが、レモン味の料理やドリンク。暑くなってくるとさっぱりしたおいしさがうれしいものです。いろいろな料理に使える調味料「塩レモン」の作り方を紹介します。
塩レモンの作り方
皮ごと使うので、無農薬のレモンを選びましょう。ガラス瓶は熱湯で消毒して乾かしておきます。
(1)粗塩でレモンをもみ洗いして水で流し、水気を取る。
(2)レモンはくし形、または厚めの輪切りにする。
(3)ガラス瓶に粗塩を入れ、レモン、塩と順番に重ね入れる。
(4)一番上が塩になるようにして、瓶にふたをする。
(5)冷蔵庫で保存する。
上手に作るポイント
■塩はレモンの量の10~15%程度がオススメ。
■1~2日に1回は瓶の上下をひっくり返して、全体をなじませる。
■塩が溶けて1週間程度で食べられる。
熟成するにつれて、塩気が和らいでうまみが増してきます。すぐに使いたいときは、レモンを小さめに切ると早くできあがります。
塩レモンの皮を刻んだものは爽やかな風味の塩分として、漬け汁は塩味のついた酢として使うことができます。肉や魚料理に使ってみると、身を柔らかくしたり臭みを取る効果も。
肉料理にぴったり
鶏や豚肉の料理によく合います。塩レモンににんにく・しょうがを加えて、から揚げの下味にすればさっぱりおいしい塩ダレ味に。ソテーや炒め物の味付け、煮込み、鍋物のタレとしてもオススメです。
魚介類にもよく合う
レモンのほろ苦さと酸味が、魚介類の味わいを引き立てます。レモンの皮を刻んで、漬け汁と一緒にカルパッチョのソースにしたり、ムニエルや南蛮漬け、スープなどに。またホタテやイカ、タコとあえてもおいしい一皿になります。
ドレッシングに
塩レモンを細かく刻んで、オリーブオイルと白ワインビネガー、はちみつを入れてよく混ぜると、バツグンにおいしいドレッシングに。サラダだけでなく肉や魚を漬けこんで焼いても、おいしくいただけます。