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料理アイデア

2021年7月6日
料理アイデア

味つけに迷ったらコレ! 調味料の黄金比を知っておこう

「黄金比」で味が決まる!

料理をつくるとき、毎回同じ味にならなかったり、何となく味が濃い・薄い……ということはありませんか? そんなとき便利なのが、調味料の「黄金比」を知っておくことです。

調味料の黄金比とは
しょうゆ・砂糖・みりん・酒・みそなど、調味料を入れる割合を比率で表したもののこと。基本的なメニューは、例えば「しょうゆ:酒=1:1」といった、カンタンな比率に置き換えて覚えておくと便利です。

どんなメリットがあるの?
料理レシピを見ると、調味料は「大さじ・小さじ」や「グラム」で書かれていることがほとんどでしょう。レシピが2人分の場合、「我が家は3人家族なのに」と困ることもよくあるのでは?
黄金比なら、何人分作っても比率はそのままなので、細かな計算いらずで料理がラクラクです。

和食をおいしく味つけする比率

特に和風のメニューは、黄金比率が活躍してくれます。基本を覚えたら、お好みで調味料を増減したり、甘みや薬味などをプラスして、いろいろなメニューに応用しましょう。

和風の味つけはコレ
■しょうゆ「1」:みりん「1」:酒「1」
和風の焼き物や揚げ物、炒め物などにオススメの基本の比率です。ブリの照り焼きや焼うどんなどはこの比率のまま、しょうがを入れればしょうが焼きのタレに、おろしにんにくなどを混ぜてから揚げの下味にも。

■出汁「5」:しょうゆ「1」:みりん「1」
この比率にすると、めんつゆなどに近い味わいです。筑前煮や肉じゃが、煮魚、煮びたしなど和風の煮物にぴったり。例えば出汁が150mlなら、しょうゆとみりんはそれぞれ大さじ2(30ml)になります。

■みそ「2」:酒「2」:砂糖「1」
野菜と肉のみそ炒めなど、こっくりとしたごはんのおかずに。濃い目の味つけなのでお弁当のおかずにも使えます。魚や肉をみそ漬けにするときは、みそ「3」:みりん「1」でおいしくできます。

黄金比率を覚えると、味つけに悩まず料理が楽しく!

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