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料理アイデア

2021年10月6日
料理アイデア

市販の西洋だしを使い分けて、洋風スープや煮込みを作ろう

コンソメとブイヨンの違いって?

そろそろ、温かい料理が恋しくなる季節。スープや煮込みを作ると、キッチンの湯気までおいしく感じます。洋風メニューを上手に作るために、西洋だしについて知っておきましょう。

西洋だしの種類
西洋だしとしてよく使うのは「ブイヨン」と「コンソメ」。それぞれよく似ていますが、風味や使い方に違いがあります。

■ブイヨンはフランス語で「だし」
牛のすじ肉や牛骨、鶏がら、香味野菜などに、スパイスやハーブを加えてコトコト煮込んだものがブイヨンです。うまみ成分たっぷりですが、それだけで料理として完成しているものではなく、洋風メニューのだしとして使います。

■コンソメはフランス語で「完成されたもの」
コンソメは、ブイヨンをベースとしてさらに煮込んで手を加え、調味料を入れたもの。それだけで料理としておいしくいただけるスープです。

その他、仔牛のすね肉や骨を焼いて、ブイヨンや水で煮込んだ「フォンドボー」などもあります。ブラウンシチューや濃厚なソースのベースに使う、コクのあるだしです。

市販のだしを使うときは?

本格的に西洋だしを取ろうとすると、多くの材料を用意し、時間と手間がかかって大変。顆粒やキューブのインスタントだしを用意しておくとカンタンで便利です。

ブイヨンはどんな料理にもOK
ブイヨンはロールキャベツ、シチュー、カレーなど洋風のメニュー全般に使います。本来のブイヨンは味がついていませんが、市販のものはしょうゆなどで味が加わっていることも。原材料を確認して、調味料の量を調整するのがオススメです。

コンソメはスープ全般に
しっかりと味がついているので、余った野菜などを入れて煮るだけでおいしいスープに。ポトフなどは、コンソメで味がちゃんと決まります。顆粒タイプなら、ハンバーグやパスタの味つけにもピッタリ!

他のだしで代用できる?
コンソメやブイヨンがないときは、他のインスタントだしでも代用できます。

■鶏がらスープの素:チキンコンソメに味わいが近く、洋風メニューもおいしく作れます。たまねぎなど香味野菜や、ハーブなどを加えるとさらに風味がアップ。

■和風だしの素:かつおぶしや昆布の和風だしはさっぱりしているので、にんにくやたまねぎなどの香味野菜、ベーコンなど肉類、香辛料やハーブを足すと、風味が洋風に近づきます。

洋風の煮込みは市販のだしで時短&おいしく!

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