サラダやソースの材料などによく使うマヨネーズ。主に卵と乳化した油、酢でできているマヨネーズは、料理の手順をカンタンにしたり、さらにおいしくしてくれる万能のアイテムです。
食感がふわふわに
厚焼き卵やオムレツを作るとき、卵3~4個あたり大さじ1のマヨネーズを加えると、冷めてもふんわりした焼き上がりになります。マヨネーズの油と酢が、加熱しても卵がかたくなるのを防いで柔らかさをキープ。また、酢の効果で焼き上がりもキレイです。
フワッ・カリッとホットケーキ
ホットケーキミックス1袋(150g)に大さじ1強のマヨネーズを加えれば、表面はカリッと香ばしく、中はふんわりしたホットケーキを焼くことができます。
チャーハンがパラパラに
チャーハンは、炒め油の代わりにマヨネーズを使うと、中華料理屋さんのようなパラパラ加減に。マヨネーズのコクも加わって、よりおいしさもアップします。加熱するとお酢の香りは飛ぶので、苦手な方も気になりません。
また、最初にごはんと卵、マヨネーズ、調味料をボウルに入れて、よく混ぜ合わせてから炒めれば、卵チャーハンがとてもカンタンに作れます。ごはんの表面がマヨネーズや卵でコーティングされるため、パラッとした食感が楽しめます。
天ぷらやかき揚げ、フライなど、衣に入れる卵はマヨネーズで代用できます。サクッと軽いでき上がりで、揚げ物がもっと楽しくなりそう!
天ぷらやかき揚げがラクラク
天ぷらの衣を作るとき、2人分ならマヨネーズ大さじ1程度を冷水でよく溶きます。そこに小麦粉を加えて、混ぜすぎないようさっくりと合わせれば衣は完成です。
コツは、すべての材料をよく冷やしておくこと。カラリと軽く、サクサクの歯ごたえで揚げ上がります。
とんかつやえびフライなどにも
フライの衣にもマヨネーズが使えます。まず、小麦粉大さじ4にマヨネーズ大さじ1、水大さじ4をしっかりと混ぜて「バッター液」を作ります。
豚肉やえびなどをバッター液にくぐらせ、パン粉をつけてから揚げましょう。衣が薄めにつくので、さっぱりといただけます。
鶏のから揚げは下味に使う
鶏肉を食べやすく切ったら、にんにくやしょうがのすりおろし、しょうゆ、酒と一緒にマヨネーズ大さじ1~2を加えてもみ込みます。肉を柔らかくして、パサつきを抑えるのでふわっとジューシーなから揚げに。