猛暑が続く日本の夏、エアコンは暮らしに欠かせないもの。本格的に必要になる前に、ちゃんと動くかどうか確認しておくことはとても大切です。
猛暑なのにエアコンが使えない!
エアコンの故障が見つかるのは、使おうと思ってスイッチを入れたときが一番多いのだとか。7~8月に修理依頼が殺到するため、暑いのに長期間エアコンなしという事態にも……。
早めに点検して、修理依頼も6月までにすませておきましょう。
【エアコンの点検方法】
暖かい日を狙って、冷房モードで30分ほど運転します。温度設定は最低にしておき、きちんと冷風が出ているか、ランプに異常はないか、水漏れはないかをチェック。
室内機と室外機に異音・異臭がしているときも、何らかの不具合のサインです。
点検ついでに、エアコンの掃除もしておきましょう。このひと手間が、カビやホコリのニオイを防ぎ、エアコンの寿命を延ばすポイントになります。
【室内機、室外機の掃除法】
(1)室内機はコンセントを抜き、エアコンフィルターを外してホコリを落とす。
(2)吹き出し口や、枠の汚れを拭き掃除する。
(3)フィルターの奥は掃除機をかける程度にとどめ、ムリに掃除しない。
(4)室外機の周りが、もので囲まれていたら整理しておく。
10年経ったら買換えで省エネに
購入から10年前後のエアコンは、買換えもいいかも。消費電力が多い家電なので、最新機種では大きな省エネ効果が期待できます。製品ごとについている省エ ネルギーラベルで、省エネの性能を確認しましょう。