暑くなってくると、シャワーの回数が増えますね。実は、家庭の中で「給湯」はとても大きなエネルギーを使います。シャワーを浴びるとき、ほんのちょこっとの省エネを習慣にすれば、積もり積もって大きな節水&光熱費ダウンにも!
【基本の省エネ法】
お湯の出しっぱなしはやめよう
シャワーを1分間使うと、約12リットルのお湯が流れることになるそう。16分ほど浴び続ければ、浴槽1杯ものお湯の量になります。シャンプーや体を洗っているときは、こまめにお湯を止めましょう。
お湯の温度はぬるめに
シャワーの設定温度を低くしておくと、光熱費が抑えられます。もともとの水温も高い時期なので、夏は省エネのチャンス! 暑い時期はぬるめのお湯でさっぱりしましょう。
ちょこっと省エネでムダをカット!
シャワーの出し始めで、水がお湯になるまで流しっぱなしにしていませんか? その水をバケツに受けておけば、洗濯や植木の水やり、お掃除などにムダなく使えます。
効率よく省エネするなら、シャワーヘッドを「節水型」にするのがオススメです。つけるだけで自然にお湯の出る量が減らせるので、苦労もガマンもせずに節水と光熱費のカットができます。
【節水型シャワーヘッドの選び方】
最近の節水型シャワーヘッドは、水圧も弱くならず、せっけんやシャンプーが気持ちよく流せます。水の出る穴が小さく、1ヵ所に集まっているものが洗い流しやすいでしょう。
また、シャワーヘッドに止水ボタンがついていれば、ムダにお湯を流すことがありません。
給湯機が古くなっていない?
シャワーを出して、お湯になるまでが遅くなったと感じたら、給湯機をチェックして! 機器の寿命が近かったり、故障の可能性があるので、早めに専門店に相談しましょう。
給湯機を10年以上使っているようなら、「省エネタイプの給湯機」に取り換えるのを検討してもいいかも。