老眼は一般的に40代くらいで自覚するものですが、最近では20~30代でも「手元のものが見えにくい」「視界がかすむ」など、老眼のような症状が増えています。その主な原因はスマホの見すぎなのだとか。
スマホをじっと見続けていると、近くにピントがあったまま目の筋肉が緊張します。その後に遠くを見ようとしても、ピント調節が効きにくく、目がかすんでしまうのです。
すぐによくなっても、繰り返すうちに目の負担が大きくなります。ドライアイや眼精疲労、視力低下などのトラブルにならないうちに、しっかりケアしましょう。
スマホ老眼を防ぐには、まずスマホの使い方の改善から。目に近づけすぎず、画面を30cm以上離しましょう。できるだけ長時間見続けることは避け、1時間に数回は遠くの景色を見て、筋肉の緊張を和らげます。
ホットタオルで血行促進
温かいタオルや市販のアイマスクなどで、2~3日に1回は目を温めて。血行がよくなり、目の筋肉の疲労回復に役立ちます。
お風呂で温め&うるおいアップ
お風呂にゆっくり入ると、血行促進だけでなく、乾きがちな目を湯気でうるおしてくれます。スマホ老眼以外にも、疲れ目やドライアイなどのトラブルにもオススメです。
目にいい食べ物で老眼防止
鮭などに多いビタミンB6、納豆などに多いビタミンB2、緑黄色野菜に多いβカロテン、アーモンドなどナッツに多いビタミンE、青魚に多いドコサヘキサエン酸などは目にいい栄養素。食事でも目をサポートしましょう。