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歯が痛そうな女性の写真
2023年5月16日
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食べたり話したりがつらい口内炎。できる原因や治す方法は?

体力がダウンしていると起こる口内炎

ほんの小さな傷なのに、痛みで食事や会話がつらい口内炎は、よくある不調の代表格かも。口内炎ができる原因と予防、できてしまったときの改善法を紹介します。

そもそも口内炎とは?
口内炎とは、口の中や唇・のどの周辺、歯ぐき、舌など粘膜の部分に起きる炎症のこと。よく見られるのは、白っぽく丸い腫瘍ができる「アフタ性口内炎」で、正しい処置をすれば通常は1~2週間で解消されます。

他に、頬の内側を噛んでしまったり、強すぎる歯みがきといった外的なキズが原因で起こる「カタル性口内炎」など、いろいろなタイプがあります。

口内炎は体調を示すサイン
口内炎ができやすいのは、体力や代謝が落ちているときで、体が疲れているサインともいえます。口内炎の原因と症状はさまざまで、中には病気が隠れている可能性も。甘く見ることなく、なかなか治らない・悪化する・範囲が広がるなど、いつもと違うと感じたら医師に相談しましょう。

口内炎ができる原因は?
不規則な生活習慣やストレスは、口内炎を引き起こしやすくなります。

■栄養不足:バランスの悪い食生活でビタミン不足など栄養のかたよりがある。
■生活の乱れ:睡眠不足やストレスで、代謝が滞り免疫力が落ちている。
■加齢:加齢によって唾液の分泌が少なくなり、細菌の増殖を防止しにくい。

できてしまった口内炎を改善するには

うがい薬を使う女性の写真

口内炎は、ひどくならないうちに早めの対処が大切。アフタ性口内炎など一般的なものなら、薬を併用しながら体調を整えることで改善が期待できます。

口内炎のセルフケア
■十分に休む

心身が疲れているときに発症しやすいので、十分に睡眠を取って体を休ませましょう。就寝の2時間ほど前にゆったりお風呂につかると、睡眠の質が上がりストレス解消にも役立ちます。

■食生活を見直す
口内炎があると痛みで食べるのがイヤになります。刺激の強いもの、熱い・冷たいもの、味の濃いものは避けて、柔らかく消化のいいメニューがオススメです。
また、ビタミン類やミネラルを積極的に摂りましょう。特にビタミンB群は、免疫力を高めて口内炎の緩和に効果があるといわれています。食事で補えないときは、ビタミン剤などを上手に活用して。

■口内を清潔にする
歯みがきやうがい薬で口の中を清潔にすることは、口内炎の予防にもなる重要なケアです。細菌の増殖を防ぎ、症状を早く改善しやすくなります。痛みがあるときは、歯ブラシを柔らかいものにしたり、刺激の少ない歯みがき粉に変えて、ていねいにみがきましょう。

食後の歯みがきに加え、うがいの回数も増やして口の中をキレイに。入れ歯の不具合など、歯のトラブルがあるときはしっかり調整してください。

お風呂でゆったり体を休めて、心身の疲れを取ろう

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