お手入れすれば長く快適に使える畳

畳を敷いた和室は、古いイメージがあるという方は多いかも。でも新しい畳の香りや、ゴロンと寝転ぶ気持ちよさは格別です。最近はおしゃれな畳も多く、インテリア好きの注目を集めています。

畳のメリットを見直そう
畳は、ほどよい固さでクッション性がいい部材です。防音性・断熱性も高く、湿度が調整しやすいなどメリットもたくさん。定期的にメンテナンスすれば、長く愛用することもできます。

畳にはどんな種類がある？
一畳の畳は、周囲に和柄の縁がついているものが一般的です。半畳サイズの縁なしの畳もあり、縦横を交互にしたり、色の違うものを組み合わせて敷くと、市松模様でモダンなイメージに。
その他、色のついたカラー畳や、和紙などの素材を使った畳など、さまざまなタイプが増えています。

畳のメンテナンス
■裏返し：畳の表側が変色したり、汚れがひどくなったら裏返して使います。時期はおおむね2～5年が目安。表面が毛羽立って、日焼けが気になったときも裏返しがオススメです。

■表替え：裏返して使っているうちに、さらに汚れや毛羽立ちが出てきたら、畳表と縁だけを外して新しいものに替えることができます。

■新調：畳の上に乗るとたわむ感じがしたり、ダニなどの害虫が出てしまったら、そっくり新しい畳に替えて心地よく過ごしましょう。

畳を替えて和モダンにリフォーム

畳の表替えや新調の時期が来たら、新しいデザインの畳に替えてみては？お部屋の雰囲気を流行の和モダンにするなど、洋風のインテリアにもマッチしたプチリフォームができます。

畳を替えるタイミングは？
畳は天然素材なので、ていねいにお手入れしていても経年劣化や傷みは出てきます。こんな状態になったら、使用年数に限らず畳の交換を検討しましょう。
■上を歩くと沈むような感じがする
■汚れや日焼けなどの変色が激しい
■表面に凹凸や毛羽が目立ってきた
■タバコなどで焦がしてしまった
■カビや害虫がついている
■床が鳴る音がする　など

和と洋のいいところを活かす
畳を使ったプチリフォームでオススメなのは「和モダン」のスタイル。ふすまや障子など和室の構造を活かしながら、畳の印象を変えるだけで洋の雰囲気も取り入れることができるので、若い方にも人気です。

縁のない半畳の畳を使って、カラーの違うものを2種類交互に組み合わせれば素敵なアクセントに。畳のある部屋で居心地がよく過ごせて、おうち時間がもっと楽しくなる空間が演出できます。

畳を替えるリフォームで、これまでの和室をイメージチェンジ！