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暮らしトピックス

和室の小上がりがあるリビングルームの写真
2024年10月16日
暮らしトピックス

リフォームで後づけもできる、「小上がり」の畳スペースに注目!

機能的でおしゃれな空間に

リビングの一角などによく見られる、床より高くした和室のことを「小上がり」といいます。段差が活用でき、洋風のインテリアにもよくなじむので、設置を考える方が増えているそう。

どんなメリットがあるの?
■収納として活用できる
段差の部分が収納になるので、収納家具が減らせてリビングはスッキリ。子供のおもちゃや絵本などもしまえて、片付けがラクになり、来客があっても散らからずストレスが軽くなります。

■段差に腰かけやすい
パッと腰かけて洗濯物をたたむ、アイロンをかける、子供を寝かせておむつを替えるなど、段差がある分スペースの使い道が広がります。段差のない和室に比べると、立ったり座ったりもラク。

■コミュニケーションが取りやすい
リビングから見渡せる場所にあるため、家族との会話がしやすいスペースに。また、間仕切りをつければ、客間としても利用することができます。

■清潔が保ちやすい
リビングより1段高い分、ホコリやゴミが上がりにくくなります。ゴロゴロ寝転んでリラックスする空間に。畳には温度・湿度を調整する性質があり、香りもいいので爽やかです。

家のアクセントにも
家の中に高低差が生まれるため、立体感のある空間ができてインテリアのアクセントになります。畳はおしゃれなものが増えているので、流行の和モダンを取り入れるのも素敵です。

注意したいポイントを確認しておく

1段高くなっている和室の写真

ライフスタイルや家族構成によっては、注意するべきポイントもあります。小上がりの設置を検討するときはチェックしておきましょう。

小上がりがオススメの家庭
夫婦2人暮らしや、ある程度子供が大きい世帯、来客の多い家庭などにはぴったり。仕事や家事など、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。
バリアフリーには向かないので、高齢者や小さな子供がいる場合は、つまずきなどに注意が必要です。事故が起こりにくい高さに調整することで、より安全に使うこともできます。

広さや高さはどのくらい?
広さ:リビングに設置する場合は3畳や4畳半が多く、6畳以上にするときは間仕切りで個室として活用するケースが多くなります。
高さ:小上がりの段差は、低すぎるとかえってつまずくなど事故が増えると言われ、20~40cmの高さにするのが一般的です。

また、手軽に取り入れるなら、窓際のコーナー部分だけをL字型に小上がりの畳スペースにして、ソファのように使う方法も。
リビングによくある段差のない和室は、使われない空間になっていることが多いものです。リフォームで小上がりをつくることは難しくないので、ぜひ我が家での使い方をイメージしてみてください。

リフォームの相談は信頼できる業者を選んで

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