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ガス料金
LPガス料金の仕組み
LPガス料金の仕組み
ガス料金は、ガスの使用量とは関係なく、一定額をお支払いいただく「基本料金」と、ガスの使用量に応じて変わる「従量料金」を合計した金額になっています。従量料金は、毎月のガスのご使用量と「原料費調整単価」により変動します。計算方法は以下のとおりです。
※ 一部の事業所、お客さまによっては該当しない場合があります。
原料費調整制度
LPガスは、石油と同様に輸入に頼っています。その原料費は、サウジアラビアなどの産ガス国が決定するLPガス輸出価格や為替の動き、輸入船費(フレート価格)など外部要因・経済情勢に応じて変動します。当社では、こうした経済・エネルギー情勢の変化や石油石炭税の改定、諸経費の変動を、LPガス料金に反映させて透明化するため、「原料費調整制度」を導入しています。原料費調整制度による調整単価は、毎月の検針票・請求書にてお知らせいたします。
なお調整単価は、毎月の原料価格が基本月の原料価格に対して変動した場合、毎月調整いたします。
調整単価の算定方法について(一例)
基準月と毎月の原料費1㎥あたりの差を、原料費調整単価としてLPガス料金に反映します。
〈1㎥あたりの原料費の算定方法〉
① 原料費のドル価格を計算:LPガス輸出価格 |
② 原料費の円価格を計算:原料費のドル価格×適用為替+諸経費の変動額 |
③ 原料費の気体1㎥あたりに換算:原料費の円価格÷産気率 |
毎月の変動値
経済・エネルギー情勢などによって、毎月変動する値です。最新の情勢についてはこちらでご覧いただけます。
LPガス輸出価格 | LPガス産油国(サウジアラビア・米国等)からの輸出価格を基に国内への輸入比率を加味し算出 |
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輸入船費(フレート価格) | アストモスエネルギー㈱が発表する輸入船費(フレート価格)に準ずる |
適用為替 | 三菱UFJ銀行が発表する外国為替相場の対顧客電信売相場(TTS)の平均(前月1日〜末日) |
固定値
LPガスの組成によって決まる固有の値です。
産気率 | LPガスを質量1kgから気体1㎥に換算する係数 ▪北海道:0.469㎥/kg ▪東北:0.478㎥/kg ▪関東・関西・中部・中国・四国・九州:0.482㎥/kg |
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